ブログ

ニュースで「お米の価格が高騰、ついに3,800円台に…」なんて聞くと、思わず「10kgでしょ?」と反射的に思ってしまうんです。
ところがどっこい。基準は5kg。つまり半分。
いつからそうなったの?
5kgで3,800円ということは、1kgあたり760円。
この価格、肉屋感覚でいうと
「豚ウデ肉なら仕入れられるけど、鶏モモ肉はもう無理」
というゾーン。
お米がそんなレンジにあると考えると、ちょっとびっくりしませんか?
一気に倍になりましたよね。
豚肉も鶏肉もめちゃめちゃ上がっていますが、倍まではいってません。
近い将来はいっちゃいそうですが、、、
私たち肉屋の世界では、業者間の取引は「1kg単位」、
でも小売店の店頭表示は「100gあたり」が基準。
牛肉が398円といえば100gで、1kgならその10倍。
この“1k刻み”は、業界人にとっては常識です。
一方でお米は「5kg」と「10kg」が入り乱れてニュースで流れる。
わざと分かりにくくしてるのか?
なんで1k単位で報道しないのか?
ひょっとするとここには大きな陰謀があるのでは。。。
消費者感覚として「高い」「安い」が伝わりづらいし、比較するときに混乱を呼びますよね。
結論は、
「算数はちゃんと勉強しておくべき」ってことかな。
価格って、単位ひとつで見え方がガラリと変わるんです。
お肉屋の世界だと、小売りでは「100g単位」で表記されることが多いので、パッと比較しやすいんですね。
(もちろん商品によってはキロ売りやセット販売もありますが…)
ふじ子ちゃんのお店でも、ご家庭で選びやすいように工夫しています。
よかったら楽天市場ものぞいてみてくださいね。
楽天スーパーセールやってますよ!